【レビュー】デスストランディング 小島監督作品の新規タイトル!繋がる快感が最高!

簡易評価

内容点数と評価星コメント
ゲーム総合評価点数80点(100点満点中)ゲームのクオリティは間違いなく高いが合わないひとにはきついかも
グラフィック★★★★★めちゃくちゃきれい。
人とかの映像は実写レベル。
音楽★★★★★最高。
ゲーム性に合っている音楽で引きこまれる。ところどころホラー感が出ていて怖くも感じた。
操作性とかUI★★★☆☆きつい。
操作性はリアリティの追求のためなのか不便に感じるところもあった。UIは全体的に文字が小さいのがいっぱいあって、情報の多さと、このマークなんだだっけと混乱する人もいるかも。
ストーリー★★★☆☆クドい。
小島監督の過去作をやっている人ならお察しなかんじでムービーや、セリフが長いです。
しかしぼくは小島監督作品のセリフ回しは好きだから最後まで楽しかった。
ゲームの進行(ミッション、戦闘とか)★★☆☆☆楽しかったが、最後のほうがすごくきつかった。
序盤中盤くらいまでは良かったが、終盤のあの展開はめんくらってぼくの顔面は蒼白になっていました。

こんな評価になりました。

このゲームをひとことで言えば、「全てにおいてクドい。」です。

例えるなら、味が濃すぎるものを食べすぎて胃もたれしている状態で、さらに食べ物を詰め込むような感覚に似ていると感じました。

けっして悪い意味で言っているのではなくて、プレイして感じたぼく個人の感想になります。

僕の小島作品のプレイ歴

スナッチャー
ポリスノーツ
メタルギアソリッド1
メタルギアソリッド2
メタルギアソリッド3
メタルギアソリッド4
メタルギアソリッドグラウンドゼロとv
Z.O.E
アヌビス
デスストランディング

赤太字は特に好きで、思い入れのある作品です。

全作品の追っかけではないですが、小島監督作品はそこそこやっているほうだと思います。

ここからは僕の気になった部分の感想を語りますが、大きなネタバレはしないようにしますが、それでも多少はネタバレになってしまう部分もあるかもしれないので、一つも知りたくないひとはここから見ないでページを閉じてください。

上の表を見てもらえばわかりますが、ぼくは小島監督の作品が好きなので、ポジティブ感が強めになりますので合わない人は注意してください。

デスストランディング:良かったところ

クドいストーリー展開だが面白い。

面白かったし、クドかったが、最後は感動した。

謎を残したまま完結する作品もあるので、物語で要所で流れるムービーの謎は大体全部明かされているのは良かったです。

設定の掘り下げが多くてクドい印象を受けてしまいました。

実は〇〇でした的な展開が多いということや、キャラのセリフがクサすぎる。

小島監督作品でよくある各キャラクターの長くクセのあるセリフが特徴的で、節目でムービーが入るので、ちょっと歩いてムービーが入ることが多くてゲームプレイを阻害されることを批判、指摘されることが多かった

デスストランディングもムービー多めになっているので「私はゲームがしたいのだムービーばかりみるのは嫌いだ」という人はあまりおすすめすることはできません。

ストーリーの内容自体もゲーム内専門用語的を使っていてわかりにくかったです。

ぼくはそんなに頭が良いほうではないので、今作で道中のぼくの理解率が10~30%くらいだったので最後の展開を予想できなかったですが、内容を理解できていた人ならあの展開は予想できていたと思います。

あと要所でホラー的な要素で怖いと感じるところもありましたのでホラーが苦手な人はやらないほうが良いかもしれません。

唯一無二のゲームシステムのストランドシステムは・・・

このゲームで一番刺さらなかった部分ですね。

と思ったのですが今思うとかなり良いと感じます。

最初のころは、ものめずらしくて面白かったため、建設物をどこに設置したら他プレイヤーがやりやすくなるかなーと考えながら作るのが楽しかったり、国道作りのためにミュールの拠点を襲って素材を集めたりするのも超楽しかったのですがそこが問題で

「ストーリーを進めず10時間も国道作りしてたわー」

こんな感じになってしまい中毒性が高くて面白いがストーリー進まない問題が発生します。

ストランドシステムはSNSみたいな感じのシステムですが、普段SNSを頻繁にしていて好きな人にはドはまりする可能性があります。

発売前のトレーラー映像がYouTubeで公開されるのがストーリーのムービーばかりで、どんなゲームなのかわからんと結構言われていて、ぼくもわくわくしながら見ていたのですが発売後プレイしてみた感想はそこまで刺さりませんでした。

このゲームはその名の通り「繋がり」がテーマなので、他プレイヤーが建てた看板や、建設物がたくさん作られて自由に使うことができるのが今作のポイントで、セーフルームや充電施設、ジップラインなど攻略に役立つ建設物が作られていてなんども助けられました。

いままでのマルチなどの対戦、協力プレイとは全然ちがっていて、間接的に他プレイヤーの役に立つために行動し、それがゲーム内での攻略に影響して反映されるゲームはほとんどなかった(ぼくが知らないだけかも)ので面白かったです。

しかし道のど真ん中に看板が設置されまくっているのは露骨でイイね欲しいという人間の心理がみれて面白かったが、正直邪魔だと感じることもあった。

ゲーム自体が崩壊している世界で建物の外に自由に出かけられない設定のため町や大量のNPCなどはいないく主人公+赤ちゃんのほぼ2人なのでさみしそうに思えますが、歩いていると他プレイやーの看板や、建設物がたくさんあって、孤独感を感じさせない部分もグッドです。

デスストランディング:気になったところ

その他のゲームシステムはもっさりぎみ

基本的にリアルよりなため動きはもっさり感がして動きが重いです。

このゲームは基本的に荷物の配達をしながら崩壊したアメリカ再建のためにカイラル通信をつなぐことが目的のゲームになるため、大小いろんな荷物を運ぶことになるのですが、当然ですが荷物にも重量があるため重いと操作キャラの動きも遅くなりますので、常になにかしらの制限をかけられながらゲームを進めていくことになるので。

しかしその制限があるからこそ、荷物の持ち方を考えて、配達ルートを考えて目的の場所が見えてきて、到達できた時の喜びと達成感は気持ちがよかったです。

ゲーム全体が「苦労」を強いられるような感じになっているように感じる。

このゲームをやっていると本当につらさを感じるんですよね。

高い山や崖を登ったり上がったり、ホワイトアウトしている雪山を歩いたり、ミュールやBTに襲われたり、配達をやっと届けたとおもったら、通信がきて「新しい配達があるから確認してくれ」とせかされる感じを受けるセリフがおおかったり、配達物に核爆弾が混ぜられていたり、他にも同じ配達をしている人達に出会うこともありますが、主人公のサムさんだけあまりにも不遇な依頼や大変な依頼が多くて配達途中にもサムさんは「だれかかわってくれないか」とかボヤいていたりするぐらい、プレイしているぼくもその苦労を感じさせられました。

最後のほうではサムさんかなりブチ切れていたし(笑)

ストランドシステムのおかげで孤独感からの解放と、他プレイヤーに助けられることの感謝と喜びを感じるので、このために苦労を感じるゲーム性にしているのだと小島監督の発想と手腕にはやはり関心させられました。

操作キャラを華麗にスピーディーに動かしたい人には向かない

機敏に、ド派手にキャラを動かしたいと思っている人には間違いなくおすすめすることはできません。

デビルメイクライとかキングダムハーツとかみたいなド派手で軽快な動きに慣れていて、そういうゲームをやりたい人はもっさりしていてストレスがたまること間違いなしです。

レッドデッドリデンプション2と同じでリアルな人間の挙動に近いような感じなのです。

ストーリーを進めると車、バイクなどの乗り物や強化スーツみたいなのも使えるようになって走る速度が早く出来たりするの多少緩和される要素があります。

デスストランディングのレビューまとめ

すごく楽しかったが、クドかった。

小島監督独立起業後の最新作はファンの期待に十分に応えてるゲームで小島作品好きには満足いく作品だったと思います。

ポリスノーツを30周近くやる気になるくらいの熱量はさすがに今作では感じないので2周目はやる気になれないけどね。

小島監督の次回最新作も期待をしています。

ただしデススト2はだめだ。

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