今作FF16を遊んだ感想は「過去一番面白いFFだった」と言えるくらいハマりました。
ここ数10年くらいFFシリーズはゲームシステムや製作者が代わって作品が大きく変化して、特にFF11と14はオンラインゲームとなって従来のFFとは完全に別物になってしまい合わなくてFFから離れていた人も少なくはないでしょう。
正直言って今作のFF16は様々な要因で発売前、発売後でも賛否が多いですが、個人的にはゲーム全体的に楽しめて満足しました。
PS5の性能による爆速ロード、ムービー演出、従来のFFから遊びやすく改善されたゲームシステム、完全なアクションゲームになって自由に動かせる楽しさなど良いところがたくさんあるのでFF作品に不安を持っている人にもおすすめすることができます。
- FF16良かったところと、気になったところ、なんとも言えないところ
- 良かったところ:従来のFFに比べて簡略化されて遊びやすくなった新生FF。
- 良かったところ:PS5専用タイトルなのでロードの速さなどがすばらしい。
- 良かったところ:操作が超シンプルなのに戦闘がおもしろい。
- 良かったところ:召喚獣戦が今作で一番の売り。
- 良かったところ:今作も音楽が良かった。
- 良かったところ:動物キャラが多い
- 気になったところ:ゲームのシステムが従来のFFとは大きく異なっている。
- 気になったところ:基本的に難易度低めなので、死にゲーのようなやりごたえのあるゲームを求めている人には不向き。
- 気になったところ:クライブ一人しか操作できない。
- 気になったところ:ダッシュがなかったり、一部不便な要素がある。
- 気になったところ:敵の種類やバリエーションが少ない。
- なんとも言えないところ:ストーリーがふつう。
- 何とも言えないところ:グラフィックは綺麗だが・・・
- まとめ:おすすめできる人、できない人
- 番外編:個人的雑感をネタバレありで語る
FF16良かったところと、気になったところ、なんとも言えないところ
総合評価 | ★★★★☆ |
全体的に簡略化されてゲームが遊び やすくなった。新生FFという イメージで好感を持てた。 反面従来のFFを求めていた 人にはがっかりだろう。 | |
グラフィック | ★★★★☆ |
文句なしだが、気になる部分も多い。 最高に綺麗だが、時々画面が ガクつくことがある。 しかし特に気にならない。 | |
音楽 | ★★★★★ |
全部良い。 今作も屈指の名曲がある。 とくにフェニックスの音楽 が好きだった。 | |
ストーリー | ★★★★☆ |
クライブ中心のストーリー なので個人的には分かりやすくて 個人的には好きだった。 | |
システム/UI | ★★★★★ |
従来のFFのシステムが変更されて 最近のゲームのようなシステム になった。 個人的には分かりやすくて好き。 | |
戦闘の楽しさ | ★★★★☆ |
デビルメイクライを少し簡単にした ようなゲームシステムになった。 若干クライブの動きがモッサリぎみだ。 今作FFの目玉はやはり 大ボス戦での召喚獣戦だ。 |
メインストーリークリア時間30時間
全サブストーリー/モブハント/クロノス石塔群/メインストーリー/合計時間60時間
雑感:正直に言おう、一周目はチュートリアルだ。
真に面白くなるのはクリア後の2週目だと思った。
全部のアビリティのレベルをMASTERにして組み合わせを考えて、最強火力のアビリティの構成を考えて、強くてニューゲームで無双したり、ファイナルファンタジーチャレンジでウデを試すのが楽しいので、ゲオに売るのはもったいないと思われる。
良かったところ:従来のFFに比べて簡略化されて遊びやすくなった新生FF。
戦闘、移動、メニュー画面、ゲームの流れなど全ての要素が簡略化しておいしいところだけプレイヤーにやってもらうような作りになってるので没入感が高くなってやめどきを失っていしまいます。
上記のような要素により他のアクションRPGに比べて非常に遊びやすいので、アクションゲームが苦手な人にもおすすめすることができるのが良いところです。
アクションゲームが得意な人も、デビルメイクライみたいなコンボを作れたり、クリア後の高難易度のファイナルファンタジーチャレンジなど用意されているのでゲーム玄人でも満足できる内容になっている。
今作FF16はどうしたら遊びやすいだろう?どんなことにストレスを感じるだろう?というユーザーが快適かつやりがいをもって楽しめれることを考えられてゲームが作られている部分にぼくは好感を持てました。
良かったところ:PS5専用タイトルなのでロードの速さなどがすばらしい。
ロードの速さはすごくて全体的に10秒かからないレベルなので、過去のPS4とかスイッチのゲームの感覚でロード中にスマホで操作できるくらいだったのに、PS5では無理なので快適です。
当然ロード中に流れるTipsもなくなってしまいました。
リトライやファストラベルも早いので快適にプレイすることができるので、ゲームプレイを阻害する要因が少ないことが没入度を高める要因になっています。
さすがPS5専用タイトルという存在感を見せつけてくれました。
良かったところ:操作が超シンプルなのに戦闘がおもしろい。
ゴッドオブウォーラグナロク、デビルメイクライのようにレバー入れコマンド操作技などの要素がなくてシンプルなのでアクションゲーム初心者の人にもおすすめすることができる。
それでも難しいという人はストーリーフォーカスモードで始めるのが良い。
ストーリーフォーカスだとオート系が初めから装備されているので攻撃や回避操作が自動になるので更に簡単になる。
しかしアクションフォーカスで始めることをおすすめする。
アクションゲーム部分がシンプルで自由に操作できて非常に楽しいし、召喚獣のアビリティをコンボに組み込んでうまく敵を倒せたときに爽快なので、オートでやってしまうと自由に攻撃を組み合わせたコンボを作る楽しさを味わえなくなってしまうからです。
アクションフォーカスで初めても、オート系のアイテムは初めから持っているので、やっぱりゲームの途中から難しくて無理と思ったら装備すれば、いつでも攻撃と回避を自動化することができるので安心です。
良かったところ:召喚獣戦が今作で一番の売り。
召喚獣戦での迫力は特にすごくて、映画の怪獣を操作しているような気分を味わうことが出来ました。
公式や、メディアでも頻繁に紹介しているくらい今作の一番の売りになっていコンテンツです。
召喚獣戦とはクライブが召喚獣に変身して戦うシステムのことを言って、物語で複数の節目の時にイベント的に発生します。
人間の時に比べて攻撃が派手だったり、QTEが頻繁に入って爽快な演出が入って「ドヤー」感があることが特徴で操作できる映画というイメージが強いです。
注意点としては召喚獣の姿にいつでも自由に変身して戦うことはできないので、いつでもどこでも怪獣バトルみたいなことを期待している人は買わないほうが良いです。
良かったところ:今作も音楽が良かった。
FFと言えばやはり音楽が良いというのがぼくが勝手に持っているイメージで、毎シリーズ音楽が良くて大好きで楽しみにしていました。
今作FF16も過去シリーズに負けず劣らずの傑作になっています。
比べるものではないかもしれませんがここ10年以内でのRPGの音楽の中でも特にぼくが好きだったゼノブレイド2、ゴッドオブウォーと比べても遜色ないくらい良い音楽が多かったです。
結論:今作のFF16の音楽はFFの世界観や雰囲気を崩さずに表現されているので非常に良い。
良かったところ:動物キャラが多い
他ゲームとの違いは馬がこの世界ではいなくてチョコボが代わりになっているところがFFらしいと言えます。
気になったところ:ゲームのシステムが従来のFFとは大きく異なっている。
正直言って変わりすぎてFFらしい要素が少なくなってしまっているのでFFのブランド名を使わず新しいタイトルでも良いレベルです。
否定的なことを書いていますが悪い部分ばかりではなくて、もし過去のFFが現代の技術で新作のゲームが開発されたらこんな感じになるなーというイメージ通りの作品に作られていて素晴らしい出来だと感じました。
そもそもFFシリーズは毎回世界観やゲームシステムが変更になっているので問題はないと思われる。
気になったところ:基本的に難易度低めなので、死にゲーのようなやりごたえのあるゲームを求めている人には不向き。
良かったところで語ったように簡略かされて単純になって遊びやすくなった半面、理不尽な要素や激むずな要素が少ないのでダークソウルやエルデンリングみたいなボスを倒した時に脳汁がでるような興奮と高揚感を味わいたい人には向いていません。
FF16の敵は基本的に予備動作が大きくて避けやすかったり、主人公の回避の性能が良かったり、無敵時間で一方的に攻撃できるアビリティがあるので他のゲームと比べてもかなり優しい部類に入ると思います。
直近の似たようなアクションRPGであるゴッドオブウォーラグナロクと比べても簡単だと思いました。
ただしクリア後のファイナルファンタジーチャレンジは高難易度で、中でも最も難しいポイントは「QTEのボタン表示がなくなる」ので、一周目のプレイで覚えていない人は苦戦すること確定なのと、クロノス石塔群の試練はアクションフォーカスでしか挑戦できないです。
気になったところ:クライブ一人しか操作できない。
従来のFFシリーズだったら仲間全体を操作というか指示を出すことができたが、今作のFFは基本的にクライブ一人を操作するタイプのゲームになっています。
一応トルガルの狼だけ指示を出すことができるけど、攻撃、回復、突進の3個しか指示できないのでおまけレベルでしっかり操作することができない。
複数のキャラを使いたい、FF7リメイクのようにキャラをチェンジして使いたい、オッサンではなくてかわいい女の子を使いたいと思っている人には向いていません。
気になったところ:ダッシュがなかったり、一部不便な要素がある。
正確にはダッシュはあるのだが、敵が出現するフィールドでしかダッシュすることができません。
しかも方向キーのスティックを一定時間入れっぱなしにして発動する、デビルメイクライのダッシュのシステムと似てて不便なので、ボタン押し込みでいつでもダッシュができるようにして欲しかった。
致命的なのが拠点内、村等のNPCエリアでダッシュができないことです。
広めの場所を頻繁に行ったり来たりしなければいけないのに、拠点や村ではダッシュすることができない理由がわからない。
これはアップデートで改善してもらいたいポイントだ。
気になったところ:敵の種類やバリエーションが少ない。
全体的にほぼ色違い形違いの敵が多い印象が目立ちます。
一応過去のFFシリーズをプレイしていたら知っている敵が出てきて懐かしく感じて楽しめますが、雑魚敵の種類が20に届かない数しかいないのは少ない。
しかもバリエーションも似たような人型、犬型、鳥型、ロボットのような魔導兵器で姿形がほとんど変わらない色違いが多い印象で飽きてきます。
同じRPG系でもゼノブレイド2は恐竜のような大きな敵がいたり、敵の姿形が違っていて種類が多かったです。
FF16はボス戦でのパターンや演出に力を入れていた可能性がある。
なんとも言えないところ:ストーリーがふつう。
ストーリーは全体的には普通のダークファンタジー系の内容で落ちてから這い上がっていくタイプで暗めな内容なので、明るい雰囲気で希望に向かって冒険するみたいな内容を求めている人には向かない部分は注意点です。
節目の終わり際で謎や新しいキャラが出てきたりするので止め時を失うくらい気になるが、正直言って今作FF16のストーリーは日常的に趣味でゲーム、映画、アニメなどのエンタメ作品に触れている人は先の展開が読めてしまうくらいありきたりなので、ストーリー目的でこのゲームを購入する動機になるレベルではない。
何とも言えないところ:グラフィックは綺麗だが・・・
PS5のマシンパワーを得ているのに、全体的にグラフィックで感動をすることがなかったです。
推測できる理由がいくつか挙げる。
ネタバレになるから内容は書けないが、
ムービーの演出はさすがPS5のマシンパワーだからこそ出来るだろう演出で感動する場面が多々あるので安心してほしい。
まとめ:おすすめできる人、できない人
総合的にみると今作のFF16は間違いなく良作で人におすすめすることができるので、FF10以降からゲームが変わってしまって気持ちが切れた人も楽しむことができると思います。
SNSでは賛否が分かれていたり、メタスコアでも88点と高かったりして、評価がブレブレなところもありますが、ガチなゲーマーで死にゲーなどのやりごたえを求めまくっている人でない限り、普通に楽しむことができると思いますので、少しでも興味を持った人は購入することをおすすめします。
番外編:個人的雑感をネタバレありで語る
注意:ここからはネタバレありなのでこれからプレイする人は見ないでください。
プレイ時間について
現在は大体60時間くらい遊んでいる。
公式が用意してくれたやり込み要素は一通りクリアして楽しんだ。
トロフィー獲得率はファイナルファンタジーチャレンジを残す状態で大体60時間は少ないと感じる。
ファイナルファンタジーチャレンジをやったら100時間を超しそうだが、それでも100~200時間前後が限界なので他のゲームに比べたらボリュームは少ないほうだと思う。
オフライン専用ゲームなのでそこは仕方ないが、ソシャゲやオンラインゲームのように次から次に新しいタスクを振られる終わりのないゲームよりは自分のペースで遊んでタスクに限りがあり終わりのあるオフラインゲームのほうが個人的に合っていて好きだ。
ストーリーについて
ストーリーに関してはやはりエンディングの内容が一番の話題になると思い、ぼくはサブミッションをクリアしない状態でメインクエストを終らせてエンディングを見ましたが正直微妙に思いました。
ぼくはエンディングはすっきり終わってくれるタイプが好みなので、個人の好きなように解釈することができるタイプは好きでないというのが本音です。
エンディングのその後についてはぼくも色々考えましたが、個人的にはクライブは生きていて欲しいと思っているが、反面自分の目的を達成して死んでいけるのは幸せな死に方で良いと思う部分もあるので、どちらでも良いと思っている。
ただクライブが死んでしまったらジルがかわいそうなので、やはりクライブは生きていて欲しいですね。
サブクエストについて
様々な意味で重要なサブクエストだが、特にポーションに関係するサブミをやっていないと回復量が少なくて後半の戦闘が大変になること間違いなしです。
メインキャラのサブクエストがあって、キャラの心情を語ってくれたり、クライブと別れた後に何が起きていたか補完している重要な内容のサブクエストがあります。
サブクエストは面倒だしやらないという人も多いと思いますが、最低でもポーション関係、メインキャラ関係のサブクエストだけでもプレイすることをおすすめする。
上記で紹介したほかにもカローン、ミド、地域の中心人物のサブクエスト等あるが、個人的な好みのサブクエストを書きました。
サブクエストを全部クリアするだけでも20時間以上かかったので余裕のない人や、お使いが好きでない人はスルーしても問題がありません。
ストーリーの補完になっているサブクエストもあるのでストーリーが好きだった人は全部やることをおすすめします。
戦闘について
完全なアクションゲームに生まれ変わったFFだがふたを開けてみるとデビルメイクライにあったような動作や技がありゲーム全体が似ていることからSNSとかでは「デビルメイクライブ」と多々揶揄されていました。
実際に戦闘部分はデビルメイクライ5のコンバットディレクターだった人なので似ているのは仕方のない部分ではあります。
個人的にはFF16の戦闘が楽しくて好きなので全く問題ないし、単体のキャラを使うゲームのほうが個人的には相性が合っているところも好きポイントの一つになっている。
特に召喚獣のアビリティをMASTERまで育てたら、アビリティだけ別の召喚獣につけることが可能になるので、自分が使いたいフィートを変えることなく好きなアビリティを使えるようになりカスタマイズ性があるところが良い。
不満点もいくつかあって、戦闘時に装備の変更ができないので組み合わせを閃いてもリトライしなければいけないのは面倒なので、装備の変更はいつでもできるようにして欲しかった。
戦闘時に移動速度が遅くて全体的にもっさり気味なのは少し気になったが、このゲームはデビルメイクライのようなコンボをできる自由度の高さと、召喚獣固有のカットイン無敵時間付きの技の演出による爽快感を合わせた重さが面白さに繋がっている要因でもあるのでデメリットでもないか。
ポリコレに屈しなかったことに関して
個人的には非常に評価が高いポイントです。
最近のゲームに関して特に思うところがあった部分で、ゲームの内容に対して不自然なキャラが出てきて不快に思う部分がありました。
現在のゲーム事情としては国籍問わずいろんな国でゲームを遊ぶようになっているのでポリコレを意識した作りになることは否定できない。
現に2022年に発売されたポケモンスカーレット/バイオレットはポリコレを配慮した作りになってしまい主人公の性別が分かりにくかったり、短パンとパンツで統一されてスカートがなくなったことでも話題になっていました。
FF16は今後出るゲームの中で性別を認識できるゲームの中ではポリコレに屈しなかった最後の作品になるかもしれない。
ムービーゲーと言われていることについて
ムービーが多いという意見が多いことに関しては大げさではなく本当に多いです。
さすがに一歩歩いてはムービーというレベルではないですが、プレイヤーの動きを止めてくる会話イベントが多いのでテンポが悪い部分が目立っています。
リプレイモードをプレイしてもらうと顕著で分かりやすくて、ムービースキップをすると回数が多くて周回プレイの弊害にもなっていてよくないと思いました。
今作FF16のキャラ達に物申す!
FFに限ったことではないが個人的にはキャラはどうでも良くて、ゲーム全体のトータルで面白ければそれで良いと思っているタイプのプレイヤーです。
正直言って声優とかに全く興味がないのでRPGで声優が必要か疑問に思っているので、ポケモンみたいに声優をなくしてほしいとさえ思っています。
理由はゲーム全体の雰囲気をブチ壊すからです。
ゲーム全体を構成する要素の一部のキャラがゲーム全体を食ってしまいゲーム部分がおろそかになるという事態は本末転倒どころの騒ぎでないと思います。
本末転倒なゲームが多々見受けられるのが最近のゲーム界隈だと思い、ゲームのみならずエンタメ全般に距離を置いていましたが、今作FF16はしっかりキャラの存在がゲーム全体の一部として組み込まれていて満足しています。
ぼくが個人的に感じたキャラのあれこれを語ります。
辛辣で暴言のように見える部分が多いので、FF16のキャラが好きな人は絶対に読まないでください。
世間で今作FF16がFFらしくないと言われていることについて
ぼくは今作FF16はFFらしい作りで素晴らしいと思っています。
たしかにFF4~10くらいまでのようなシステムを見ると、アクション中心なゲームシステムに改変されたことにより、従来のFFにあった要素がほとんど残っていなくて「最近よくあるアクションゲーム」のようにみえてしまうことは否めない部分もある。
しかし作品全体でみると随所にFFらしい雰囲気がしっかり表現されています。
ゲームとしては面白いが・・・
今作FF16は間違いなく面白いのだが、普通な面白さなので中毒性や報酬性などを求めている人には全く向いていないので注意です。
理由は作品を象徴する独自の楽しさがないからだと思います。
例えばディアブロみたいなハクスラ要素だったり、モンハンの素材を集めて武器や防具の作成だったり、ゼルダティアキンのように発想を具体化して楽しむ要素みたいに作品を象徴するような楽しさがFF16には存在しません。
「普通にプレイして、映像を楽しんで、戦闘を楽しんで、ストーリーを楽しんで終わり」みたいな感じなので余程キャラやストーリーが好きという人以外は何回も楽しむのには向いていないので一回クリアしたら終わりでゲオに売ってお金にして新しいゲームを買うお金の足しにするという流れになってしまうのは否めないです。
一応やり込み要素があるが他のゲームと比べると明らかにボリュームや内容不足だと感じる。
ここまで悪いことを書いてしまったが個人的には昨今の「映え」を意識したプレイスタイルよりは、昔風なスタイルの作風であるFF16は個人的には好きなので歓迎ではある。
最後に
PS5専用タイトルとして発売して、注目のゲームだったFF16は蓋を開けてみると世間での評価は真っ二つに分かれている状態です。
個人的には最高だったが、人によっては不便だったり、ボリュームが少なく感じたり、エンディングが消化不良で個人の判断にゆだねる部分が強かったり、いろいろツッコまれる要素が多いということも現状です。
しかしゲームとしては最初から最後まで遊びやすい作りになっているため初回プレイ~エンディングまでは少なくとも不満は感じない。
むしろこんな素晴らしいゲームを作ってくれたことに感謝しています。
最高の復活を遂げたFFに拍手します。
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