【レビュー】レトロコンボHD HDMIが使えて簡単、高画質で最高!

FC・SFCのレトロゲームをシンプルに遊びたい人におすすめなのが今回紹介するレトロコンボHDです。

理由は余計な機能が全くついていないので、FC・SFCの本体の要領で使うことができるからです。

最近のゲーム機は多機能すぎてアップデートだの設定だのHDRだのダウンロードだのわからん項目が多すぎてボタン一つで遊べれるようなシンプルなゲーム機が欲しい!という人におすすめです。

カセットを購入しなければいけないのはデメリットで、一部のソフトはプレミアム化していて高額だったり、そもそも売っていないなど問題点も多いのでご自身が遊びたいソフトが販売しているか調査する手間がかかるが、レトロゲームショップ巡りが好きなひとには良い趣味になります。

レトロコンボHDの機能関係の紹介だけでなく、ソフトを買うおすすめのお店やレトロゲームを遊ぶ代案の紹介、レトロフリークとレトロコンボHDの比較も書いていますので興味がある人はぜひ最後まで読んでください。

レトロコンボHD機能紹介

総合評価★★★★★
購入したソフトが全て遊べたので
不満はない。
グラフィック★★★★★
HDMIなので画面がきれいで
とても良い。
サウンド★★★★☆
SFC以外は良かった。SFCは音割れ
して少々がっかりした。
使いやすさ★★★★★
シンプル構造でまさにレトロゲーム
という感じで楽。

レトロコンボHD付属品。

付属品一覧

・本体 1個

・コントローラー 2個

・ACアダプター 1個

・HDMIケーブル 1個

・AVケーブル 1個

・注意書き一枚

取り扱い説明書なし。

本体機能

FCとSFCの両方のソフトを遊ぶことができるので、単体型と比べるとレトロコンボHD一つの本体で完結しているので配線の付け替えの手間が発生しないところがメリットです。

従来のファミコンと同じ使い方ができて、カセットをスロットに差し込んで電源入れるだけの超シンプル構造になっています。

電源を入れる構造もシンプルで、電源オフ、FC電源オン、SFC電源オンの3っつあって、スライド式になっていて上下に動くようになっていて合わせるだけになります。

当然ファミコン時代なのでロードもないので、数秒したらすぐに画面が表示されます。

本当にFCやSFCの昔のソフトは起動するのか?

Q
アマゾンのレビューで「起動しない、画面が真っ暗でつかない」という意見が複数あり不安ですが、正常に動作しますか?
A

結論:わかりません。ぼくが購入した商品はFC,SFC共に普通に起動しました。何回も使用していますが今のところ問題は起きていないです。

正常に起動しない人に関しては、個体差でハズレを引いたのか、テレビやモニターの設定の問題なのか、原因はわからないですね。

ただしぼくも当然だが一部のソフトしか試していないので、動作しないソフトがあるかもしれないので、購入を予定されている人で不安な人はご自身が遊びたいソフトが起動するかサッと調べてみるのが良いと思われます。

しかしぼくもレトロコンボHDを購入するときに自分の遊びたいソフトが起動するかを調べたが、情報が少なくほとんどないに等しいので、調べる必要はないと言っても良いレベルなので、逆の発想で起動しないソフトを押さえておけばOKだと考え、調べてみたけど情報がなかった。

これからレトロコンボHDを購入する上で理解すること

・公式サイトの製品概要にも書いてある通りで、「全てのFC/SFC用ゲームの完全な動作を保証するものではない」とい点をしっかり理解しておき、ご自身がどの程度のソフトを遊びたいかを理解した上で購入するかを検討する。

・ネット上ではほとんど情報がないに等しいので情報0で飛び込む覚悟がいる。

・似たようなコンセプトのレトロフリークと比べたら対応コンソールが少なく、本体セーブ機能、USB接続、他コンソールのコントローラー使用などの便利機能が全くない。

※FC側に注意がいる。

個体差なのかわからないが、ぼくのレトロコンボHDのFC側がうまく起動しないことが多いです。

電源をつけてタイトル画面はでるのだが、ゲームを始めようとしてスタートを押すと画面が停止して全く動かなくなることが毎回発生します。

ゲーム起動して遊べれるようになるまでリセットボタンを平均10~20回かかるのが普通でした。

原因は不明だが、ググると汚れや酸化が原因と書かれている。

最悪レトロゲーム復活剤をアマゾンで購入するのが良いかもしれないが、お金がかかっていしまう。

FCのゲームをメインに遊びたいと考えている方はFC専用の値段の安い互換機でまず試すほうが良いかもしれないのと、FCのカセットには少々起動しないリスクがあることは折り込み済みで購入する必要があることを注意するようにしましょう。

余談だが遊ぼうとしていたFCソフトは魍魎戦記マダラ1でしたあとSFCのほうは毎回一発で正常に起動してくれます。

オリジナルゲームを遊ぶことができる。

最初から本体にオリジナルゲームが116個も入っています。

起動は簡単でカセットを入れない状態でFCにボタンをスライドしてセットするだけです。

一見するとお得のように感じるかもしれませんが、正直そんなに面白くないので期待しないでおまけ程度に考えておくほうが良い。

メインはやはりご自身が遊びたいと思うFCやSFCのタイトルになるので、オリジナルゲーム目当てで本体を買うということはまずあり得ないです。

レトロコンボHDとレトロフリークの比較

レトロコンボHDと似たようなコンセプトのレトロフリークという本体も発売されていますが機能が全然ちがっています。

結論としては低価格がよいなならレトロコンボHD、機能が欲しいならレトロフリークという単純な結論になりますが、低価格といっても1万円以上と値段が高めなので迷いますよね。

そこで比較表を作ってみましたので、これから購入を検討している方は参考にしてください。

レトロコンボHDとレトロフリークの機能比較表

内容レトロコンボHDレトロフリーク
値段参考価格15,800円希望小売価格20,000円
アマゾンの値段
(2023/7)
11,973円25,300円
互換性対応種類2種類11種類
本体専用メニュー画面なしあり
オリジナルゲームありなし
HDMI接続の有無ありあり
本体設定機能なしあり
本体セーブ機能なしあり
どこでもセーブなしあり
カートリッジインストール機能なしあり
ボタン割り当て変更機能なしあり
コードフリーク機能なしあり
その他遊びやすくする独自機能なしあり
赤文字は個人的に重要思った機能

やはりネックになりそうな部分は値段、互換の数、どこでもセーブ機能ですね。

大は小を兼ねる方式でレトロゲームを遊びたい人はレトロフリークを買うのが安心だと思いますが、遊ぶソフトのジャンルによる部分も大きいと思う。

例えばRPGだったらセーブが必須となるため、セーブの電池切れが発生する恐れもあるのでレトロフリーク一択で安心だと思うが、マリオのようなアクションゲームしか遊ばない人にとっては逆にそんなにセーブ機能などは必要ない

また、互換対応種類の数の違いも重要な判断基準の一つになるポイントで、レトロフリークはゲームボーイ、メガドライブ、pcエンジンにも対応している点は大きいです。

レトロフリークの最大の売りの一つであるコードフリーク機能は、裏技で無敵状態になってプレイすることができるコードのことですが、個人的にはあまりおすすめすることはできない。

裏技でゲームをクリアしても面白くないことが理由だが、昔のゲームは鬼畜すぎるゲームが多いのでどうしてもエンディングを見たいときに使うのが良いかもしれないですね。

レトロフリークにもデメリットはある

レトロフリークとレトロコンボHDを比較したらわかると思いますが機能の数に圧倒的違うので、機能比較で購入を検討するとレトロフリーク一択という結論になるのが普通だと思うがデメリットもあるので注意がいる。

ざっくり調べて感じたデメリット

・インストール機能:ソフトの数が多くなると起動がおそくなるらしい。

・コードフリーク:裏技を使うとゲームがつまらなくなる。

・値段が高い:もう少しお金を出すとswitchを買える値段は正直きつい。

・レトロゲームしか遊べないため汎用性が低い:「ちょっとレトロゲームを遊びたい」という発想で買うには値段も高いためハードルが高い。

・ネットで調べると違法と書かれていて不安:違法ではないらしいので問題ないが、ネガティブなことを書かれている商品を買うのが不安な人にはデメリットだ。

大は小を兼ねる理論でお金があればレトロフリークを買うのが良いと思いますが、シンプルな機能の本体望みならレトロコンボHDという感じで判断するのが良いかもしれませんね。

自分が遊びたいソフトを持っていない場合は自分で購入する必要がある。

当たり前ですが互換機は本体だけの販売になるのでソフトは自分で購入しなければいけない。

昔のゲームなのでタイトルによってはプレミアム価格で値段が高騰している作品もあるので購入のハードルも上がってしまうから、ご自身の遊びたいソフトの値段を調べてから互換機本体を購入するか決めることがおすすめです。

互換機本体の値段が安いから衝動買いしてしまって、あとからレトロゲームのソフトを購入しようと思ったら「2~3万の高額になっていて絶望」なんてことになったらもったいないです。

レトロゲームが売っているお店のおすすめとレトロゲームを遊ぶ代案

レトロゲームを買うのにおすすめなお店

レトロゲームを買うのにおすすめなショップはやはり大きな店だと駿河屋、ブックオフが種類も多いですが、ゲオだと、DS、3DS、PS3、PSVITAくらいまでのレトロゲームのソフトしか売っていません。

ネットだとアマゾン、メルカリとか他にもたくさんありますがどれも値段にバラつきがありなんとも言えないので、やはり実店舗でレトロゲームめぐりをするのが一番効率が良いのかもしれない。

実店舗でレトロゲームめぐり→アマゾン、メルカリとかの大手系のサイトと比較、その場でスマホでチェック→値段や状態を比較して購入するか決めるという流れが一番よさそう。

代案:FCやSFCのソフトならスイッチオンラインなどで遊べれるソフトもある。

現在のニンテンドーオンラインならニンテンドー系の昔のソフトを月額料金を払うことで遊ぶことができるサービスがあるので、レトロゲームを遊びたいなら一つの判断基準になる。

現在ニンテンドーオンラインで配信されているハード

・ファミコン

・スーパーファミコン

・ニンテンドー64(追加パック必須)

・ゲームボーイアドバンス(追加パック必須)

・メガドライブ(追加パック必須)

個人プラン一カ月料金306円(一年間で3672円)

追加パック12カ月(365日間)のみで、4900円

一年間でかかる料金が両方合わせると約8572円となるが、時々オンラインの値引きをするタイミングがあったりするので多少前後するが、大体8000円以上一年間でかかることをどう考えるかによりますね。

そもそもそんなにゲームをしないという人でスイッチを持っている人なら一年間で8572円でレトロゲームを簡単に遊べてスイッチオンラインがお得だが、スイッチオンラインのラインナップに遊びたいソフトが入っていない場合は当然論外で互換機か中古のFC、SFCを買うしかないという結果になるが、ご自身がどのメーカーのどのソフトを遊びたいかを紙や、スマホのメモ帳に書き出して確認をしましょう。

余談ですが、オンライン系のサービスは一定期間すぎると配信終了することがあるのでスイッチオンラインで配信しているサービスも今後どうなるかわからないので、ソフトを購入するほうが安心感があるのは間違いない。

レトロコンボHDとゲームフリークについて

レトロコンボHDとゲームフリークを選ぶ判断基準

どっちを買ったほうが良いかの結論:ひとによる。

単純に上の表をみたらレトロフリークのほうが機能も多いし絶対にお得だと感じるように思えますが、値段が1万円以上も違うので、ご自身がなにを求めているかで決めるのが良いと思います。

個人的に重要ポイントになりそうなことをまとめて質問表を作りました。

この質問に答えて、一番多く当てはまった項目の物を買うのがよいと思います。

質問表

・普通に遊べればそれで良くて、追加機能とか面倒なものはいらない→レトロコンボHDがおすすめ

・とにかく安価でFCやSFCのゲームを久しぶりに遊びたい→レトロコンボHDがおすすめ

・シンプルイズベストで分かりやすさを求めている人→レトロコンボHDがおすすめ

・2~3本くらいしか遊びたいソフトがない人→レトロコンボHDがおすすめ

・AVケーブル端子がついているモニターを持っていないのでHDMI対応の物が欲しい→どっちも対応している。

・本体独自の機能、便利機能、本体設定機能が欲しいと思っている人→レトロフリークがおすすめ

・カセットの電池がなくなってセーブデータが消えるのが怖い人→レトロフリークがおすすめ

・カセットの取り外しが面倒で本体のメモリーカードに保存したい人→レトロフリークがおすすめ

・カセットの取り外し部分の差し込み端子の破損が不安な人→レトロフリークがおすすめ

レトロフリークを調べると調査、販売停止というワードが出てきて不安なひと

レトロフリークに関してはGoogleなど何でもよいので検索するとネガティブな文言が出てきます。

実際にゲームソフトのインストール機能に関しては違法ではないが、微妙なラインらしい。

しかし普通に使う分には特に問題がないし、インターネットでのデータのやり取りではなくて実機使用なので唐突に使えなくなるという心配もないので気にする必要はないでしょう。

そこまで不安になる必要はないと思うので、一番の問題はご自身が遊びたいソフトがどのくらいあるかが判断基準になりそうですね。

その他にも単体の互換機もある。

レトロコンボやレトロフリークのように複数互換機能がある商品の他にも単体の商品も発売されています。

こちらは単体なので値段が下がっていますが、アマゾンの価格でFCが大体3000~9000円、SFCが大体6800円で販売されています。

購入するときは必ずご自身がどのハードのゲームを遊びたいと思っているかの確認をして決めることをおすすめします。

FCでも約4000円くらいかかるので出費としては少なくない金額なので、レトロゲームをどの程度遊びたいと思っている熱量があるのか?現在他にPS5、スイッチなどのゲームハードをほかに持っているか?直近で興味あって購入を検討している最新のゲームソフトの発売日を控えていないか?現在ソシャゲも頻繁にプレイしているか?などを確認して該当する人はレトロゲームは日々の時間がたりなくてプレイしなくなって押し入れ行きになる可能性が高いからです。

昔のゲームは現在のゲームと比べるとかなり不親切に感じる部分が強いと思うので、本当に好きな人以外はあまりに不便で嫌気がさして遊ばなくなってしまう可能性が非常に高いです。

レトロ互換機の値段は決して安くないので、明確に遊びたいソフトがあるなどの目的がない人は購入することは止めることをおすすめします。

まとめ:レトロゲームを遊びたい人にはレトロコンボHDがおすすめだが、注意点もある。

レトロコンボHDおすすめ&注意ポイント

・本体の性能が非常にシンプルでわかりやすい。

・互換機なので全てのソフトの起動を保障しているわけではない。

・オリジナルゲームが入っている。

・レトロフリークという他の会社から発売されている、上位の互換機も存在する。

レトロコンボHDを購入するか検討する場合は必ず遊びたいソフトの代金もプラスして考えて、互換機本体を購入するかを決めることがポイントとなります。

当たり前だがダウンロード販売などは存在しないので、現物のソフトを購入する以外に方法は存在しないのでレトロゲームを遊ぶのは現在は少々ハードルが高い印象です。

しかし物によってはブックオフとかで200~500円などの安価で売っている物もあるので、ご自身が遊びたいソフトが相場で安めだったらよいですね。

レトロコンボHDを買ってよかったかをぶっちゃけ個人的意見を回答「SFCで音質にこだわらないならおすすめできる。」

結論から言うと買ってよかったという感想になりますが、一つだけ残念なポイントがあって、それは「SFCの音楽が音割れすることです」FCの音は問題なかったので残念に感じました。

モニター、HDMI、AVケーブルなどあらゆる角度で調べましたが、結局音割れしましたので原因は分かりませんでした。

音質が悪いことを気にされる方は、別の商品の購入が良いかもしれません。

音質以外は全て問題なく、付属品を繋げてカセットを差しこんで電源をいれるだけのシンプル構造なので機械が苦手な方でもすぐに理解することができるでしょう。

ぼくが遊びたいソフトは普通に起動してくれたのでトラブルもなかったので満点です。

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