マダラ2とは1993年7月にスーパーファミコンでコナミから発売されたRPGです。
田島さんのイラストが特徴的で興味を持った人も多いかと思いますが、マダラは様々な媒体で作品が展開されていました。
魅力的な作品を題材にしているファン向けのゲームと思いがちですがそんなこともなくてゲーム全体としても非常によくできています。
一作目はあまりにゲームの作りが雑過ぎて万人どころか、音楽が好きでやれるとか特殊なモチベがないとできないくらい酷すぎてクソゲー認定されかねないレベルだったが、そんな悪い部分をほぼ改善されて遊びやすくなっています。
魍魎戦記マダラ2評価
総合評価 | ★★★☆☆ |
ゲームとしてみれば 2010年以降のゲームと 比べても不便なので微妙 | |
ストーリー | ★★☆☆☆ |
転生を繰り返して マダラを血を受け継ぐ 者が集まるという設定 は良かった。 | |
戦闘システム | ★★☆☆☆ |
魔法のモーションが テンポを崩すので オートバトルが台無し。 | |
ゲームシステム | ★★☆☆☆ |
フィールドでダッシュが 出来たり、アイテムが個人 ではなく、統一式になったり 非常に良くなった。 しかしエンカウントは相変わらず 多い。 | |
音楽 | ★★★★★ |
マジで抜群に良い。アジアンな感じ の曲調だが、捨て曲が一切ない。 テンポの良い曲、雰囲気に合っている曲 が非常に多くて 気分を盛り上げてくれる。 サントラで聴かないで、できればゲーム をしながら聴くことがおすすめ | |
グラフィック | ★★☆☆☆ |
スーファミのゲームだから 映像がジャギっていて粗い が仕方ない! 当時にしては頑張っているほう だと思う。 |
ゲームクリア時間:19~25時間くらい?正確に計測していないのでザックリこのくらい。
雑感:正直ゲームの作りは全体的に微妙だが、音楽の良さがゲーム全体を引っ張てる印象が強い。
音楽の良さがなかったらこのゲームおそらくクリアまでやらなかったと思う。
ストーリーについて
・会話のボリュームが増えた:前作は会話がほとんどなくて、●●に行け、△△しろ!という単なるお使い指示しかなかったのに対して、今作では会話シーン大幅に増えました。
ただし喋るのはパーティー固定の主人公が9割以上なので、現代のゲームのようなボリュームはないのでそこはあまり期待しないようにしましょう。
・前後の説明をしてくれるようになった:前作なら行き当りばったりみたいな感じで前後の説明など一切なくていきなり結論を教えられて終わることが多かったが、今作では前後の説明をある程度してくれるので背景が想像できてが分かりやすくなったのは良いです。
今作は主人公がしっかり意志表示をしてくれるのでわかりやすくて良い。
しかもズバズバハッキリものを言うタイプの主人公なのも良い。
例えば、「調べものしてくれた?なんだ肝心なところわからないのか役に立たない爺さんだな」とか今時のゲームの主人公のように、イエスマンとお人好しを合体させたような人物が主流なのとは違っていて感じていることをはっきり言ってくれて、ええかっこしいではないのは好感が持てる。
戦闘システム
1993年当時のRPGとしても珍しいオートバトル方式。
フィールドを歩いていてエンカウントして戦闘に入ったらコマンドを選択したらあとは勝手に攻撃してくれます。
1作目で出来なかった敵ターゲットを個別に選択して狙い撃ちをすることもできるようになりましたが、正直毎回自分で操作するのは面倒なのでオートに任せっぱなしにしていた。
魔法やアイテムは自分でコマンド選択しなければオートで使ってくれないのでゲーム技術やハードが未成熟な時の作品なので、最新のゲームを遊んでいる人がやると不便部に感じて少しストレスになります。
メインのゲームシステム
一作目では不便だった部分が改善されて遊びやすくなったりました。
・良いところ:ゲームオーバーがノーリスク:戦闘で負けて全滅しても宿屋に戻されるだけでしかも前作なら主人公以外復活させないといけなかったのに今作は全員生きていてHPが減っているだけなのが優しい。
わざと戦闘で負けて死んで特定の宿屋に戻るテクニックが便利だった。
デメリットは特にない。
・良かったところ:アイテムが個人式から総合式に変わった:前作ではアイテムは個人で持つ方式だったのでアイテムを持てる数が少なくて、持ち替えが面倒でした。
今作ではアイテムは総合式になってアイテム欄で管理するようになったので持ち替えがなくなり、アイテムで溢れることも少なくなった。
・悪いところ、ソート機能がない:今時のゲームみたいに武器、防具、アイテムなど種類ごとに分類されていないのでゴチャゴチャになって、どこになにがあるのかわからなくなる。
・良かったところ:アイテムにカーソルを当てると効果が分かるようになった:嘘だろと思うかもしれませんが前作ではアイテムの効果は分からなかったので、マジで攻略本をみるしか方法がなくて正直アホなのではと思うくらい不便だったので改善されて良かった。
悪い点はない。
・良いところ:レベルが正義システムなところ:このゲームの強さは武器、防具も重要だが、それ以上にレベルが高いことでのステータスの高さの影響が大きいことが大切です。
例として、敵とのレベル差同じもしくは下だった場合300ダメージ受けていたのが、敵のレベルより自分のレベルが3くらい上になっただけで3~10のダメージしか受けなくなる。
そしてプレイヤー側のダメージは増すという弱い者には強く、強い者には弱いという中間管理職みたいな感じだ(笑)
悪いところ:レベル差により戦闘が少し退屈になる、ボス戦も楽勝になるので緊張感がなくなるなど、ゲームを楽しむためのギリギリ感からの勝利することでの楽しさがなくなってしまうただの作業ゲーになることです。
ただしダキニ天帝とラスボスだけは別格に強いのでレベル差があっても、しっかり回復アイテムとか使わないと負ける。
音楽
良いところ:アジア系の雰囲気の曲調が良い
現代フィールド曲、異世界フィールド曲、戦闘の音楽、村の音楽、ダンジョンの音楽など挙げだすと切りがないくらい良い曲があると言うより、全曲良いので当然と言える。
いやいや全曲良いは言い過ぎだろと思った方も多そうですが、ゲームのシチュエーションに合った雰囲気の音楽が流れるので、想像力を刺激されることもプラスされるので心地良い時間が長いことにより良い音楽と認識していることが理由だと思う。
コナミ短形波倶楽部の音楽はどれも良いけど本当に良い仕事をしますね。
悪いところ:悪いところはないけど、1作目だったら宿屋や武器屋に入ったときに音楽が変わったのに今作は変わらないのは少々違和感を感じたことくらいです。
※余談:SFC世代のRPGはどれも音楽が良いですよね。
FF4,5,6、クロノトリガー、ドラクエ5,6、ロマンシングサガ1,2、3どれも本当に音楽が良くて、ゲームも面白かった記憶があります。
現代のゲーム制作環境により恵まれた環境ではなくて、リソースには限度がある中どう作ればプレイヤーに伝わるのかを試行錯誤して作られていることが感じられます。
グラフィックについて
正直言って語ることはあまりない。
ゲーム発売当時の1993年だったら違和感を感じずに遊んでいたのだろうが、2023年の映像美になれてしまっていると、どうしても比較してしまう。
映像美を超えるウリがあるのであれば気にならないけど、残念ながらゲーム自体のシステムも現代からすると古すぎて遊びずらい仕様になっているので、現代にマダラ2を遊びたいのであればリメイクまで言わないけど、リマスターくらいは必要だと思います。
pc、PS5の高グラフィックスなゲームに慣れている人には映像がジャギっていてがっかりすること間違いなしなので、昔のゲームだから割り切って雰囲気を楽しむようにしましょう。
まとめ:現代で遊ぶには若干物足りない
正直言ってゲーム部分、ストーリー部分から見るとおすすめすることができないゲームです。
マダラという作品としてみたらどうかというと、どうやら原作とは少し設定が違っているらしいのでマダラ作品としておすすめすることも微妙です。
良いところはやはり音楽です。
音楽を聴きながら、村や町のグラフィックをみてどんな場所なのか想像したり、人々は何を思って生活しているのか感じたり、想像して楽しめるモチベーションが起きない人はゲームの電源をすぐに切ってやめることをおすすめします。
結局マダラ2をおすすめできない記事になってしまいましたが、当時遊んでゲームクリアまで遊べた人は再度遊んでみると自分にとっての新しい発見やきづきがあるかもしれないので、本当ーーーーに余裕のある人だけ遊んでみてください。
コメント