このゲームを一言で言うと面白いのはもちろんだがそれよりも「敵を倒すことに特化されたゲーム!」難しいことは考えない!とにかく動け、動け、敵に対処しろ!という反射神経重視で爽快な中近距離で立ち回るFPSのゲームです。
「やられる前にやるではなくて、やられてから動きを変える、調べる!」死にゲーのようなスタンスで対応するのに向いているゲームです。
基本ソロプレイで、オンラインで主人公のDOOMガイ以外のデーモンも使える対戦モードもあります。
DOOMETERNAL感想あれこれ
個人的総合評価 | ★★★★★ |
テンションの上がる音楽と グローリーキルで敵を容赦 なく切り刻む感覚がヤバい 超爽快なゲーム! | |
戦闘の楽しさ | ★★★★★ |
考えないで、とにかく動く というコンセプトが合う人 にはとことん相性が 良いゲーム! | |
ゲームシステム | ★★★★☆ |
戦闘と移動と隠し通路探し がゲームの全てなので非常 にシンプルなのもグッド! | |
音楽 | ★★★★★ |
最高! メタル系の音楽が好きな人 には最強のゲーム! | |
グラフィック | ★★★★★ |
美しいが、グロい部分も目立つ けど最高に綺麗な映像でプレイ できるので文句なし! | |
クリア時間 | 通常版キャンペーン 10時間 DLC2本 10~14時間 |
ボリュームは短めだが繰り返し 遊ぶことが出来るので 好きな人は極めるのもアリだ。 |
常に動いて敵を倒していくスタイルのFPS。
①戦闘→②移動→③たまにボス戦→④ミッションクリア。
上記が一連のゲーム進行の流れだが、基本的には①と②を繰り返していくシンプルなゲームです。
謎解きとかもなくて、少し観察すればわかる程度の仕掛けを作動させて先に進むだけの移動パートくらいしかないので、謎解きゲームが嫌いな人も安心して遊ぶことができます。
アグレッシブな戦闘がメインなコンテンツになっていて、戦闘で疲れたところで移動パートが挟まって骨休めして、また戦闘というイメージなので休みなく戦闘をするようなことはないので、プレイヤーのことを考えられて作られています。
爽快で楽しい戦闘パート
FPSのシューティング系のゲームは大抵は隠れて様子を見てから射撃して隠れてリロードしてという感じが主流ですが、このゲームはそんな概念をぶち壊すような隠れることは悪!といわんばかりに常に走って、ダッシュしながら攻撃して、敵をチェーンソーでぶった切って弾薬を回収して止まったら複数の敵に集中攻撃を受けて死ぬという超攻撃的なゲームシステムになっています。
うまく出来ると物凄く爽快感を感じるので病みつきになる面白さがあるが、慣れないうちはリソース管理が出来なくてすぐに弾薬がなくなってしまいテンポが悪くなってしまうので、弾薬がなくなりそうなタイミングを意識しておいて、チェーンソーをいつでも使える状態にすると絶えず攻撃ができてリズムに乗れて楽しくなってきます。
戦闘パートに入ると敵を全滅させない限り、チェックポイント通過にならなので少々厳しいです。
戦闘が終わったら移動パート
戦闘でのガチャグチャ感がなかったように静かになって単純に目的地に向かうパートに入ります。
某マ○リオみたいなジャンプアクションで障害物を飛び越えたり、アスレチックゲームのようにバーを利用して遠くまでジャンプしたり、パンチで緑色の物体を動かしたり、仕掛けを作動させるために射撃したりあらゆるアクションを使って進んでいくことになります。
謎解きとまでいかないくらいの難易度で、観察をすると緑色に光っていて、何をすればよいのか想像できるレベルなので直観的にプレイするのが好きな人には相性が良いです。
戦闘で出たアドレナリンを沈めてくれて骨休めになるのでちょうど良い。
一つ悪いところがあって「どこに行っていいか、わからなくなることがある」
こっちきて!みたいなUIがこのゲームは全く表示されないので、周りを見回してもよくわからないことが多々ある。
一応行ける場所は緑色に光っている部分や、凸凹になっている掴まれる壁があってわかるようになっているけど初見だと発見できないし、説明もされないので探すのに時間がかかって少しイラつくことがあった。
他にはダッシュ再使用アイテム、緑色物体を射撃して扉みたいなのを開けるギミックがあったりこの辺はそんなに嫌だとは思わず、楽しむことができたけどゲーム内では説明をされない部分も多いので人によってはテンポが悪く感じてしまい嫌になる可能性もある。
ゲームシステムについて
8種類ある武器を出現するデーモンの弱点に合わせて瞬時に切り替えて戦っていくゲームです。
本編のキャンペーンだと一部の強い武器である程度進むことはできるけど、DLC追加コンテンツでは隠し武器含む全部の武器が解放されているので、全ての武器を使うことが前提の難易度になっているので鬼のように難しいです。
敵の弱点や攻撃手段を把握するのが大切!
このゲームを楽しくしてくれる敵であるデーモンの存在はDOOMを語るうえでは外すことができない存在といえます。
基本的にどのデーモンも攻撃的で主人公を殺しにかかってくる激しい攻撃をしてくるので、他ゲーのようにやる気のない攻撃しかしてこない敵はほとんど存在しません。
立ち止まっていたら無数のデーモンに囲まれてボコられて死ぬのが理由で常に動きながら攻撃するのが基本なので、出てくる敵に合わせて素早く武器を切り替える瞬時の判断力と反射神経を必要とする高カロリーを消費するゲームだが、本編の難易度は敵の弱点を把握すればそこまで高くないので、当たり前のことだが、己を知り敵を知ることが攻略の秘訣となります。
DLC追加コンテンツ「THE ANICENT GODS Part oneとPart two」の感想
パートワンが激ムズすぎる。
最初に言っときますが、ハンマーを使えるようになるのはTwoからなのでOneでは使えないです。
DOOMETERNALの追加コンテンツは高難易度モードという認識をするのが最もわかりやすくて、本編キャンペーンをクリア済みの人向きコンテンツです。
両方クリアしましたが、個人的にはPart Oneのほうが激ムズな印象でした。
自分の状態を置いといたとしてもゲームとしての難易度はかなり高くてダクソかそれ以上に難しかったです。
マジで敵がやりたい放題なことをしてくるので最高にやりごたえがあったので、ウデマエ(スプラかよw)に自信があり興味ある人は挑戦してみてください。
Part Twoはどうなんだ?
まず今まで行ったエリアとは違って緑色の美しい風景のエリアからスタートになってDOOMシリーズらしくない美しさと新鮮さを感じたのも束の間で、数分後には結局いつものDOOMで激しい戦闘が待っています。
ゲーム部分は難しかったが、part Oneよりは理不尽さが減ったように感じたのと、超強力なセンチネルハンマ―を使えるようになるのでかなり楽になったことがpart Oneより簡単に感じた理由だと思います。
不評だった(不評だったであろう)スピリットの登場も少なく、配置もそんなに厄介だった記憶がないので、嫌いだった人には朗報だと思います。
Part oneとPart Towのストーリーはどうなんだい?
正直に言うとこのゲームのストーリーはほとんど気にしていなかったので、あまりわからないのが本音だが、ネタバレ防止にちょうど良い。
ストーリー的には物語の核心部分に触れる内容で、しかも完結してしまったらしい風のエンディングだったので今後続編が出るかは不明だが、あのエンディングの感じだといつでも続編をだせそうな雰囲気だ。
そもそもこのゲームはドンパチを楽しむのが主流なのであまりムービーシーンはいらないと思っている派なので、Part Twoのラスボス戦で合間にムービーが入って邪魔でテンポを崩しているように感じました。
ディスオナードみたいにストーリー進行時に操作できるタイプのほうがDOOMには相性が良いように感じるのでムービーシーンは減らしてほしいと思いました。
雑感まとめ
トータルの感想としては、Part Oneよりも面倒、厄介、クソ要素を持つ新敵が増えているのにPart Twoのほうが楽だったというのがぼくが感じたことと、新しい音楽が追加されて本編よりもテンションが上がる音楽が用意されているのでこれからプレイする人は楽しみにしてください。
新武器でpart2から使えるセンチネルハンマーの広範囲スタンはかなり強くて、リソースまで出してくれる万能さだが、一回しか打てなくて連続で出せないのが弱点だがリターンのほうが大きいのでぼくは気にならなかった。 本編にあったクルーシブルの専用アイテム必須制ではなく、専用アイテム以外にブラッドパンチを複数回当てることでも再使用可能にできるのは良いと思うが、ブラッドパンチを何回も当ててから使うというのは使用回転率として悪いので、ここぞ!というときに使用することや、リソース枯渇でピンチになった時に使う、敵に囲まれて大変なときの脱出に使うのが基本になりそう。
武器追加要素なしで鬼の敵配置で敵だけチート的なパートワンが鬼畜すぎるというのが声を大にして言いたいことが本音ですね。ギミックが面倒な新敵が増えてふつうに攻撃して倒せない敵が増えたので、DOOMのゲームシステムの良さである銃をブッパしまくって、ヒャッハーして、オラ!オラ!と敵をグチャグチャにする爽快感が薄れて、ただひたすら敵に合わせた武器を瞬時に切り替えて対応するだけのゲームになってしまったのは少々ガッカリに感じた。
死にゲーの影響を受けたからなのか、ゲームシステム的に他に方法がなかったのかはわからないが、死にゲーFPSみたいに若干なっているように感じた。
それでもDOOM特有の考えないで感覚や直観で武器切り替えコンボをしたり、うまい人の動画のプレイの真似をしたりするだけでも相変わらず楽しいので、変化が多かった追加コンテンツだが楽しかったというのが最終的な感想になります。
人におすすめできるかというと、「難しいゲームが好き得意な人以外はやめとけ」というのがぼくの意見だとお伝えしておきます。
DOOMみたいなゲームシステムは数が少なくて、追加コンテンツは賛否が分かれているが、このゲームほど爽快感を味わえるゲームはないので続編も期待しています。
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